フェルデンクライス メソッド

除夜の鐘とフェルデンクライス

除夜の鐘とフェルデンクライス

紅白歌合戦をご覧になられますか。日本のおおみそか、というと、年越しそばを食べ紅白を見て、ゆく年くる年、そして冬の夜空にどこからともなく響く除夜の鐘の音を聴きながら新年を迎えるというのが定番ですよね。
最近の紅白では顔出し無しの歌手が登場したりして、生まれも育ちも昭和の私はうわあ、こんな歌い方が有るのか、と驚き戸惑いながら見ています。新しい曲が目まぐるしいほどのスピードで生まれてきて、取り残されまいとこちらは必死なのですが、いつの間にかテレビの前でこっくりこっくり。寝落ちしている間に新しい年を迎えていたりもしています。

まどろみの中で聞く除夜の鐘が、人の108つの煩悩を取り除くために鳴らされることは良く知られていますが、人の煩悩の数は多いと感じられるでしょうか。それともそれしかないんだ、と思われるでしょうか。

人は常に考えています。ざっくりと分けると考えを担当するのは左の脳。右の脳で感じたり感動したりしています。常に考えている左の脳は、考える、というおしゃべりをしているわけですが、そのおしゃべりの内容はほとんどが過去の煩悩か未来への不安で出来ているらしく、人は放っておくとこの良からぬおしゃべりが増幅して頭の中が一杯になり、心が乱れてしまいます。乱れた心に安定を取り戻すためには何が必要なのでしょうか。

少し神経システムのお話をすると、左の脳が沢山しゃべっている時には、人の交感神経が興奮しています。こんな時には血圧は上昇し、呼吸は浅くなり、発汗し、内臓の働きは落ちています。働くとき、人と話すときなどにはこんな交感神経の働きは必要です。が、このまま放っておけば人の神経は興奮したままになり、体にはストレスがかかり続けます。競争社会に生きる現代人にはこんな状態の人が多いのだそうです。

興奮した神経を落ち着けるためには感覚を司る右の脳を優位にすることが必要なのです。できるだけ早くその状態をつくるには呼吸を沢山入れる事。呼吸が入るようになると副交感神経がよく働くようになり、気持ちは落ち着いてきます。
フェルデンクライスのレッスンでは、優しい動きを繰り返すことで筋肉の力が抜け呼吸が深まり、今お話しした通り副交感神経がよく働くようになります。この状態になると右の脳が優位になるのが人の神経システム。
ですからまとめるとフェルデンクライスをやると過去の煩悩や未来への不安は薄らいでいきます。こう考えるとフェルデンクライスをやっていれば除夜の鐘はなくても大丈夫???ということ、なのかな???

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知らず知らずのうちに体に負担をかけていませんか。
気づかぬ癖で痛みはありませんか。

フェルデンクライスメソッドは誰にでもできるやさしい動きの繰り返しからこんな負担を取り除いていくメソッドです。
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