フェルデンクライスメソッド

私の職業、フェルデンクライス

病院や治療院に初めてかかる時書く、問診票に少し苦労しています(笑)。なぜなら必ず職業を聞かれるからです。私の職業はフェルデンクライスプラクティショナー。しかし、この言葉を知っていた方は今までほとんどありませんでした。大体は、え?これは何ですか?と聞かれます。私はその時まずはこう答えるようにしています。
体に効率的な動かし方を教えていくメソッドです。するとさらっとそうですかー、と通り過ぎてしまう方と、興味を持たれてその先を聞いて来られる方とに二分されます。

フェルデンクライスは日本で知名度が低いのが難点。ですので広がっていくのもとてもゆっくりです。理由は多分メソッドが何なのかがわかりにい、ということなのだと思います。教師である私自身、初めて耳にした時に聞き取れなくて紙に書いてもらいました。帰宅後PCで調べましたが、何だかとても理解しづらく、やりたいと思わせる魅力も感じられずフェルデンクライスとの出会いが、サイトを通してであれば少し拒絶反応を示していたかもしれません。

教師の養成に通っていたころ同僚とどうやってフェルデンクライスを紹介するか、を話し合う時間がありました。皆様々に工夫していろいろな言葉を並べましたが、よくわかってもらおうとするとどうしても沢山の文章が並んでしまい、なかなか難しかったのです。

今私はもう少しフェルデンクライスについて知りたいという方にはこうお話ししています。人は筋肉に力を入れることでほとんどの痛みを自分で作ってしまう。その筋肉の余計な力を取ったときに骨格が自由に動けるようになる。この動きを感じていくのがフェルデンクライスです。と。

この説明でも理解していただける方はなかなかありません。ですから私はその次にこうお話しします。とにかく良いことが起きるから、体験してみて!!!と。