今日のレッスンは、動きの指示がとても難しく、言葉で伝える難しさを感じながらのスタートとなりました。
私自身はこのレッスンを試した時、最後に原人になったような感じがしました。
腕が体の横で長~く伸び、体が地面に沈み込んでものすごく安定していながら前進しているかのようでした。
それはまるで狩りにでかけ獲物を探して左右を見回しながら歩いているみたいな感覚だったのです。
生徒さんの中に、終了後に立った時、足が床にずぼっと埋もれているように感じた、という方がありました。私の感想との共通項を感じました。
その方は、ずうっと立っていたかったのだそうです。
肩がすごく広がった、という方もありました。ですがこのレッスンには肩を広げるという動きの指示はありません。肩を広げる動きがないのに、とてもふしぎでした、とのことでした。
フェルデンでは、動きが他所に波及して行きます。きっと動きの波が肩に届いたのを感じられたのでしょう。
毎度お話ししているようにフェルデンクライスはやる方によって感じ方も動きも効果も様々です。だからこそ教師は敢えて手本をお見せしないのです。
レッスンの動きの指示をお出しする時に、動きをお見せしてしまえばよぼど楽なのになあ、と思うことがないわけではありません。それでもどんなふうにお話ししようかと考える時間もとても大切にしています。