回転の基軸を感じるユニークな今回のレッスン。
回転の動きには腰や首に痛みのある方には緩やかにやっていただく必要があり、そのようにお声がけを入れながら進めていきました。
皆さんの動きを拝見していると、体に大きくひねりの出る方とひねりが小さな方とがあり、動きは二分されました。
最後に感想を伺うと、やはり
自分の体のひねりが小さいことに気づきました。腰と脇の動きをセーブしてい
るのだな、と思いました。
という感想を真っ先に頂きました。
一方で、
ねじりが好きです。今までになくとても深い所にまで動きを感じて呼吸がすご
く入るようになりました。蘇生しました!!
という方や、
ねじりがすごく入って、後ろにあった景色が最後には真正面に見えて、驚きま
した。
という方もあり、お体の状態や、個人個人の好みで、レッスンの感じ方がこんなに違うのだ、と痛感させられました。
他の感想として
上半身が広がりました。休むたびごとに腕が広がって上の方に置かれているの
を感じました。
レッスンが終わって歩いた時に、骨盤が下がっているのを感じました。
等々。
又、
最後に歩いた時、腸が下に下がって、安定した感じがしました。
という感想をおっしゃった方もありました。これは、私がフェルデンを始めて
から、初めて聞くシェア。まだ、感想にバリエーションがあるのかあ!と思わ
ず声を上げました。
フェルデンクライスには時々、体の5本のラインを観察するという指示が出てきます。これは、頭から恥骨までのライン、両腕、両脚のラインのことです。
レッスン中、5本のラインを観察するよう何回か指示がありました。その際、
このラインがレッスンが進むにつれ太くはっきりしてきた感じがします。
とおっしゃられた方があり、この気づきも興味深いなあ、とまたまた、皆さんの観察力、学びの深さに学ばされる思いでレッスンを終えたのでした